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季節のイベント

ボジョレー・ヌーボーとはどんなお酒?美味しくないのになぜ人気?

2016/11/14

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毎年11月になるとボジョレー・ヌーボー解禁の話題が取り上げられます。

そんなに騒ぐのはどうして? そんなに美味しいもの? そもそも「ボジョレー・ヌーボー」ってどんなワイン? ていうかボジョレー、ボージョレ、どっちがホントなの?

いまだによくわからないままの、ボジョレー・ヌーボーの疑問について、モヤモヤをすっきりさせてくださいね(^^)

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ボジョレー・ヌーボーとはどんなワイン?

わたし、大学でフランス語を習ってたことがあるんですよ~。

ボジョレー=フランスのブルゴーニュ地方の一番南に位置する地区の名前。
ヌーボー=「新しい」の意味。

つまり、フランスのブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区で、今年生産された新物のワインの事を全部ひっくるめた呼び方。

ボジョレー地区にはいくつも村があって、たくさんの作り手がいて、それぞれが新酒を出荷するので、「ボジョレー・ヌーボー」という大きなくくりの中でも、銘柄はたくさんあります。○○さんちのボジョレー・ヌーボー、△△さんちのボジョレー・ヌーボー、みたいな感じですね。

ボジョレー・ヌーボーは赤だけで、原料であるぶどうの品種も、「ガメ(ガメイ)」というものに決まっています。そして造り方にも特徴があり、通常のワインが酵母によってじっくりと時間をかけて熟成されるのに対して、ボージョレ―・ヌーボーは短時間で醸造するために炭酸ガスを利用する製法(マセラシオン・カルボニック製法)で作られます。この製法で作ることで、渋みや苦味が通常のワインより少なくフレッシュで軽い感じの味わいに仕上がります。

そして他のワイン違って「毎年11月の第3木曜日」という解禁日が設けられていることも特徴です。(解禁日についてはこちらの記事「ボジョレー・ヌーボーに解禁日があるのはなぜ?」に詳しくまとめました!)

おさらいすると、認められた地域(ボジョレー地方)で、認められた品種のぶどう(ガメ種)をつかって、認められた作り方をして、認められた品質をクリアーしたものだけが、ボジョレーヌーボーと名乗ることができ、国内外に出荷され、いろんな販売元から解禁日に合わせて一斉に封切りされるつくりたてのワインですね。

ちなみに、カタカナで書くと、ボジョレーだったり、ボージョレだったりしますが、どっちも同じですw「ボジョレー」の方が多数派ってだけですね。わたしの耳でとらえたフランス語発音をカタカタにすると、伸ばさずに、「う」に濁点で、「ボジョレ・ヌヴォ」がしっくりくると思ってます(^^)

ボジョレー・ヌーボは美味しくない?

ボジョレー・ヌーボーは「フレッシュなワイン」ですが、それって美味しいのでしょうか?好みの問題と言えばそれまでですが、ワインとしては決して美味しいものではないんですよね。

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先にお伝えしたように、ボジョレー・ヌーボーは本来のワインとは作り方が違います。熟成したほうが普通のワインとして美味しくなるのに、どうしてそんな作り方をしてすぐに飲むのかというと、それはその年に収穫したばかりのぶどうの質をみるため。

ぶどう農家やワイナリーがその年の収穫を祝ったり、販売業者がその年の購入量を決める目安にしたりというのが、ボジョレー・ヌーボーの本来の役割、飲まれ方なんです。未完成で熟成の進んでないぶどうジュースっぽい状態での味と香りから、数年先の熟成が進んだ状態を想像して「買い」かどうかを判断するんですね。

で、美味しくないってことは高値もつかないものなんですが、日本では解禁日にあわせて急いで航空便で運ぶので、そのコストが乗ったお値段で売られます。価格に幅はありますが、2000~4000円が一般的ですね。そのくらいのお金を出すなら、ボジョレー・ヌーボーよりもおいしいワインは他にたくさんあるので、お値段と味がつりあってないという意味でも「美味しくない」という声が多いんだと思います(^^;

でも、普段ワインを飲まない人で、ボジョレーヌーボーの軽さやフレッシュさを「こっちの方が飲みやすくて好き」というひともいますよ~。

ボジョレー・ヌーボーはなぜ人気?

割高で美味しくもないワインなのに、ボジョレー・ヌーボーはどうして毎年盛り上がるほど人気なんでしょうか?うっすら気づいているでしょうが、やっぱり業界やお店の商戦ですね(笑)

日本人って、「初物」「新物」になぜか嬉しくなっちゃいますよね?わたしも「新さんま」とか見ると「おっ」ってなるし、「今の季節限定のもの」って希少性にも弱いです(^^;それって季節感を大事にするってことだと思うので、その国民性自体は良いことだと思うんですが、
消費を生むために利用されちゃうんですよね~。

キャッチコピーの言葉こそ変わるものの、毎年「今年は良い出来」って感じで紹介されてる気がします。「今年はあんまり美味しくありません」なんて、わざわざ売れなくなるようなこと言わないですよね!

実際、ボジョレー・ヌーボーが一番売れているのは日本(全体の約50%が日本へ出荷)!日本にボジョレー・ヌーボーが持ち込まれたのがバブルの頃だったのもあって、イベント化するのにぴったりだったんですね。時差の関係で本国フランスよりも早く解禁日を迎えるので、「一番最初に飲める!」ってことでも盛り上がったみたいです。

もちろん売る側に利益があるだけではこんなに広まりませんから、わたしたち買う側もなんだかんだ楽しんで買っていますよね!解禁日に合わせてカウントダウンして騒いだりっていうのが分かりやすい例ですが、楽しみ方はひとそれぞれです。

味が良くないならボジョレー・ヌーボーなんて買わずに普通に美味しいワインを飲むよ!って人や、みんなが盛り上がってるの見てたら痛々しくて、いっしょになりたくない~ってなるアンチな人もいれば、騒ぐってノリでもないけど毎年の風物詩として雰囲気を楽しみ、「去年の今頃はあぁだったよね~」なんてワインとともに思い出を重るひともいるでしょう。

味ではなく、ボジョレー・ヌーボーをきっかけに楽しい時間が過ごせるってことが人気の理由ですね(^^)

ボジョレー・ヌーボー基礎知識まとめ

ボジョレー・ヌーボーとは、ボジョレー地域の新酒という意味。美味しさを味わうというよりも、その年の収穫・太陽の恵みに感謝して今年も無事ワインが出来たことをお祝いするのが本来の意味合いですが、解禁日があることから、「初物」「限定品」大好きな日本ではどの国よりもイベント化しちゃってます。冷ややかにスルーするもよし、せっかくなので自分なりに楽しんでみるものよしですね(^^)

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